竹の名所

ここでは日本の竹の名所をいくつかご紹介したいと思います。

富士竹類植物園

静岡県長泉町にある日本唯一の竹の植物園です。世界中から約500種を収集して野外に植栽してあります。広い芝地の中にそれぞれの種類が小さな林を作っています。中央には竹の資料館があり、竹に関する研究資料や竹を素材にした工芸品などを展示しています。また、竹細工製品や竹苗を販売する売店もあります。観覧の所要は、約1時間30分です。珍しい竹を多数展示しており、竹好きにはたまらないと思います。私は、まだ一度もいったことがないのですが、ぜひ一度訪ねて1日かけて回りたいです。気に入った種類の竹林近くでお弁当を広げてみたいものです。下に園内の様々な竹を撮影した画像へのリンクを貼付したので、ぜひご覧ください。

神代植物公園

都内で沢山の竹の種類を見たい方にお勧めです。園内の竹・笹園には、モウソウチク、マダケ、クロチク、ヤダケ等38種類が植栽されています。下の画像は、私が竹・笹園を訪れた際に撮影したのものです。植物園なので、竹以外の草木や花も沢山見ることができます。現在、約4,800種類、10万本・株の樹木が植えられています。平成28年5月には大温室がリニューアルオープンし、珍しい熱帯の植物を鑑賞できるようになりました。

キンメイモウソウチク	ヒメシマダケ	オオバヤダケ

京都市洛西竹林公園

全国から多くの竹類が収集され「生態園」に植栽されており、園内の遊歩道を散策して竹や笹の生態を観察できます。　　　　　　　　　　　　　　　「竹の資料館」では、京銘竹、エジソン電球、竹の生理・生態の説明、京都の伝統的竹製品などを展示しています。下にあるのは、園内で撮影されたフリーの画像です。また、応仁の乱の発端となった「百々橋」と織田信長という人の性格の一面を示す「石造物」が展示されています。室町時代から戦国時代の歴史好きにもたまらない場所となっています。

キッコウチク	オウゴンチク